【エックスサーバー】の自動バックアップ機能に救われた話

Google Serch Consoleから「モバイル ユーザビリティ エラー」の報告メールが来ていました。
放置すると良くないので対処しようといろいろCSSをいじっていたら、ちょっとめんどくさい感じの散らかり様になってしまったので、先日取った(と思っていた)バックアップから復帰させようと実行したら、その間にデザインの細部調整や2記事ほどブログを書いていたことをすっかり忘れていて、データが飛んでしまいました。

やってもうた…。

こまめにバックアップを取っている方なのですが、自分のサイトに関してはお客様のサイトほど厳密にバックアップを取っていなかったので、うっかりやらかしてしまいました。なんとかしてデータを復活させたくて調べていたら、簡単に方法が見つかってしまいました。そう、私はエックスサーバーを使っていたじゃないですか!エックスサーバーは過去14日間分の自動バックアップデータを取ってくれる優秀なレンタルサーバーなのです。うっかり者の私にピッタリ!(泣)

バックアップからの復元にかかる時間は約10分!と公式サイトに書いてありましたが、私の場合、約4時間かかりました。1GBにも満たないデータなのですが、環境要因なのかよくわかりませんが30分と言ってる人や半日かかったと言ってる人もいて皆さんそれぞれみたいです。

でも、待ちさえすれば、確実にデータ復帰できるのですから、こんなにありがたいことはない!
以下に手順をメモしておきますので、エックスサーバーをご利用中の方で、データが消えて泣きかけている方のご参考になりましたら幸いです。

データ復活の手順

  • WordPressを構成するデータについて
  • まず、WordPressでバックアップを取る必要があるデータについて理解しておきましょう。
    WordPressのデータは大きく以下の2つに分けられます。

    1. ファイルデータ
    – WordPressサイトのテーマ、プラグイン、メディアファイル(画像)など。

    2. データベース
    – WordPress本体、テーマ、プラグインなどの設定内容、固定ページや投稿のコンテンツ、コメント、ユーザーアカウントなどの情報を格納する場所。

    WordPressサイト復元には、「ファイルデータ」「データベース」の2つのバックアップが必要です。それぞれ別々の場所に保存されているので、以下にバックアップの手順を説明していきますね。

  • バックアップからファイルデータを復元する
  • サーバーパネルの「バックアップ」から「自動バックアップデータから復元」を選択し、「対象バックアップ日」を指定します。「取得方法」は複数の対象ドメイン・ディレクトリがある場合は、「対象を指定して取得」を選択します。

    復元対象のドメイン・ディレクトリを指定します。

    「上記の注意事項を理解した上で処理を行います。」にチェックマークを入れて「取得を開始(確認)」ボタンをクリックします。

    公式サイトでは復元に要する時間は約10分となっていますが、実際には環境によりそれぞれのようです。気長に待ちましょう。ちなみに私は約4時間かかりました。
    「自動バックアップデータ取得・復元履歴」のタブから進行状況を確認できます。途中でエラーが出ない限り、「準備中」→「実行中」→「正常終了」と表示が切り替わっていきますので、「正常終了」したら、次のMySQLデータベースの復元に進みます。

  • MySQLデータベースを復元する
  • サーバーパネルにログインし、「MySQL復元」をクリックしてください。復元したいMySQLデータベースを選択し、日付を指定し、確認画面で復元情報と注意事項を確認し、最後に「復元する」をクリックします。こちらは時間がかからず、10分以内に復元できました。
    こちらもまた「自動バックアップ復元履歴」のタブから進行状況を確認できます。

  • MySQLデータベース名がわからない時は…
  • 複数のサイトを運営されている方の場合、MySQLデータベースが複数表示されます。復元させたいサイトのMySQLデータベース名がわからなくなった場合は、サーバーパネルからWordPress簡単インストールを選択します。

    WordPress簡単インストールの「インストール済みWordPress一覧」のタブから「MySQLデータベース名」を参照することができます。MySQLデータベース名を間違えないようにご確認くださいね。

    以上の簡単な作業(ほとんど待ち時間)で、うっかり消してしまったデータやブログ記事を復活させることができます。
    バックアップからの復元方法を知っておけば、トラブルが起きたときも安心して解決できますね。

    エックスサーバー』は、安心と快適さを兼備した国内シェアNo.1、サーバー速度No.1の高性能レンタルサーバーです。
    運用サイト数は240万件を突破! 国内最速のサーバー環境をお手頃な料金で提供しており、 コストパフォーマンスに優れたサーバーとして人気です。

    エックスサーバーでは、1日1回バックアップ処理が自動で実行され、最大14日分のバックアップデータが保存されます。これらはエックスサーバーのすべてのプランに標準搭載されています。ご自身でこまめにバックアップを取ることは勿論大切ですが、万が一の時に備えて自動バックアップサービスを提供しているレンタルサーバーを選んでおくと、安心してサイト運営ができますね。もし、この記事が参考になりましたら以下のバナーリンクよりエックスサーバーへお申し込みいただけましたら嬉しいです。(PR)

【お名前.comドメイン】を利用しながら【エックスサーバー】へお引越

クライアント様が以前からご契約されているお名前.comのサーバー(SD-11プラン)が古くスピードが出ない仕様だったので、他社サーバーへの移転をお勧めしました。結果、サーバーを変えただけで驚くほどスピードが出るようになりクライアント様にもご満足いただけました。全ての策を尽くしてもまだサイトスピードが出ないとお困りの方は、高速サーバーへ移転することをお勧めします。

今回はお名前.comで取得したドメインはそのまま引き続き利用し、サーバーのみお名前.comからエックスサーバーへ移転しました。

【旧】ドメイン:お名前.com 【旧】サーバー:お名前.com 
【新】ドメイン:お名前.com 【新】サーバー:エックスサーバー

エックスサーバー公式さんのガイドが分かりやすかったものの、一連の流れで手順が示されている方がわかりやすいかとまとめてみました。何かと手続き&作業が面倒で億劫になりがちなサーバー変更ですが、この記事が参考になれば幸いです。

サーバー引っ越しの手順

  • 移転する前に必ずやっておくこと
  • WordPressのプラグイン「All-in-one WP migration」でサイトのバックアップを取ります。(*必ず事前にバックアップを取ってください

    「All-in-one WP migration」の「エクスポート」内の「ファイル」を選択してデータをエクスポート。そして、ダウンロードボタンを押してファイルをダウンロードします。

    「All-in-one WP migration」の詳しい使い方については以下のリンクをお読みください。

  • 移転先(エックスサーバー)にドメインを登録する
  • まず、移転先(エックスサーバー)のサーバーパネルにログインします。


    「ドメイン設定」をクリックします。


    「ドメイン設定追加」をクリックします。


    お名前.comで使用しているドメインを追加して「確認画面へ進む」をクリックします。


    「追加する」をクリックします。


    追加完了しました。


  • ダウンタイムなしに無料SSLを設定する
  • エックスサーバーでは、無料独自SSL設定の追加時に、外部サーバーを使用したSSL証明書の発行が可能です。

    これにより、他社サーバーでSSL(URLが「https://~」)設定されたサイトを移転する際にも、ダウンタイム(サーバーの切り替えに伴いSSLが無効になる時間)なしでSSL化したまま移転できます!

    ネームサーバーの変更に関するご注意

    無料独自SSLの設定およびサーバーデータの移行作業が完了するまでは、移行するドメイン名のネームサーバーを変更しないようにご注意ください。 SSL設定やサーバーデータの移行作業が完了する前にネームサーバーを変更すると、一時的にサイトが見られなくなる可能性があります!

  • 他社サーバーでのWeb認証を設定する
  • 移転先サイト(Xserver)のサーバーパネルにログインし、SSL設定をクリックします。

    設定するドメインまたはサブドメインを選択し、「変更」をクリックします。

    他社サーバーでのWeb認証」を選択します。

    表示されたトークンファイル項目の「ダウンロード」ボタンをクリックして「wwwあり」「wwwなし」の2つのトークンファイルをダウンロードします。

  • 【要注意】移行元サーバーにトークンファイルを設置する
  • 移行元ネームサーバー(お名前.com)に上記でダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。「xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/」というURLで参照できるように設置してください。

    【要注意】以下の作業は、移行元(お名前.com)の「お名前.com Navi」で行います

    「お名前.com Navi」から「設置URL」に記述されているURLで参照できるように、ダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。

    「.well known」というフォルダを作成し、その中に「acme-challenge」というフォルダを作成します。そして、その中に先ほどダウンロードした2つのトークンファイルを設置するということです。「xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/」というURLになります。この設置場所さえ間違えなければ作業はスムーズに進むはず。

  • SSL設定を「ONにする」
  • 移転先サイト(エックスサーバー)のコントロールパネルでSSL設定を「ONにする」をクリックします。

  • SSL設定完了
  • 完了画面にSSL設定を追加したドメインが表示されていれば設定完了です。
    最大1時間程度で反映されます。

  • WordPress簡単移行
  • 移行元に設置されているWordPressのファイルとデータベースを、簡単な情報入力だけで自動的にコピーすることができる超便利なシステムです。
    移転先サイト(エックスサーバー)のサーバーパネルからWordPress簡単移行を選択します。


    WordPress簡単移行を行うドメインを選択します。

    「WordPress移行情報入力」をクリックして情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

    入力内容を確認し、内容に問題がなければ「移行を開始する」をクリックしてください。
    移行処理が開始されます。


    移行処理の実行中は、以下の画面になります。「移行実行ログ」のタブをクリックして「実行待ち」と表示が出ていればうまくいっているということです。少し時間がかかりますが(私の場合は5分)気長に待ちましょう。キャンセルはできません
    また、画面を閉じても移行処理は継続します。


    移行処理が完了すると、「確認」ボタンが表示されますので、「確認」をクリックします。
    確認ボタンをクリックすることで「移行済みWordPress一覧」に表示されます。表示内容を控えておきましょう。 以上で移行作業は完了です。


    WordPress簡単移行を行うと、移転元WordPress内に移転用プラグイン「Xserver Migrator」がインストールされ自動で有効化されます。移行作業が終われば無効化→削除しておきましょう。

  • 最後にネームサーバーを変更する
  • 以下の作業は、移行元(お名前.com)の「お名前.com Navi」で行います。

    ネームサーバーを変更するドメインにチェックマークを入れます
    「ネームサーバーの選択」のタブメニューで「他のネームサーバーを利用」を選択します。


    「ネームサーバー情報を入力」の5つの入力欄に移転先サイト(エックスサーバー)で設定されているネームサーバーを入力します。

    ネームサーバー1   ns1.xserver.jp
    ネームサーバー2   ns2.xserver.jp
    ネームサーバー3   ns3.xserver.jp
    ネームサーバー4   ns4.xserver.jp
    ネームサーバー5   ns5.xserver.jp


    確認画面で正しく入力できたことを確認したらネームサーバー変更を実行して完了です!

エックスサーバー』は、安心と快適さを兼備した国内シェアNo.1、サーバー速度No.1の高性能レンタルサーバーです。
運用サイト数は240万件を突破! 国内最速のサーバー環境をお手頃な料金で提供しており、 コストパフォーマンスに優れたサーバーとして人気です。

エックスサーバーに引っ越してから、実際、サイトスピードが速くなりました!サーバーパネルも使いやすいし、「WordPress簡単移行」はとても便利だし、アクセス制限もベーシック認証をかけなくてもスイッチON/OFFの手軽さでフォルダごとに設定できます。サービスが充実しているので今のところ文句なしの使い心地です。人気のWordPressテーマ「swell」が割引価格で買えるのも嬉しい特典。使いやすくて私自身気とても気に入っているサーバーなのでいろんな方におすすめしています。

よく割引キャンペーンを行っているので、キャンペーン中に申し込むとお得ですよ。10日間の無料お試し期間があるので、実際に上記の手順でサイトを引っ越ししてみて現在ご契約中のサーバーよりもスピードが速くなったら本契約するといいと思います。もし、この記事が参考になりましたら以下のバナーリンクよりエックスサーバーへお申し込みいただけましたら嬉しいです。(PR)

【ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023】 のページを制作しました

京都の映画企画会社 Brand new day 様のWebサイト内「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」のページを制作しました。
映画祭のページということで、各作品案内・上映スケジュールを確認したり、チケット購入がしやすいようにボタンを固定表示したフローティングが途中出現するよう実装しています。

予告編が作られている作品には予告編をご覧いただけるようボタンを配置し、作品の魅力をより一層感じていただけるように工夫しました。

ぴあフィルムフェスティバルは、世界最大級のインディペンデント映画のコンペティション「PFFアワード」を中心とした1977年から続く歴史ある映画祭です。
森田芳光、石井聰亙、黒沢清、橋口亮輔、矢口史靖、園子温、熊切和嘉、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也監督など、これまでに180名を超えるプロの映画監督を世に送り出してきました。

Programs

ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023では、2つの特集プログラムを上映します。

コンペティション「PFFアワード 2023」の入選22作品に加え、招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」の6企画20作品を一挙上映する9日間。
京都に縁の深い大森一樹 監督特集も上映します。

PFFアワード 2023

「PFFアワード」は自主映画のためのコンペティションです。
1977年から続く「、映画監督への登竜門」と呼ばれる自主映画コンペティション。557本の応募作品の中から入選した、22作品をスクリーンで上映します!会場には監督が続々来場予定!
さらに、京都会場では観客のみなさんに投票いただく「京都観客賞」を決定します!ぜひ投票してください!

イカすぜ!70~80年代

激動の60年代を過ぎ、生活が大きく変わり始めた70-80年代。 自ら生み出す映画=自主映画=の熱風渦巻くこの時代に、PFFは生まれました。 どんな人たちが、どんな映画が、風を起こしていたのか? 2028年の第50回PFFに向かい、毎年10年区切りで自主映画のみならず当時の傑作の数々を上映し、時代を、歴史を体感する企画をスタートします。自主映画は、もう既に、映画の歴史の中に力強く脈打っています。

PFFinKYOTO2023フライヤー表紙
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ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023
日程:2023年10月14日(土)〜22日(日)

会場:京都文化博物館3Fフィルムシアター
(京都市中京区三条高倉)
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映画祭はいよいよ10月14日(土)より京都文化博物館にて開幕です。

上映スケジュールが掲載された
フライヤーはサイトからダウンロードできます。
チケットはチケットぴあで発売中!