【エックスサーバー】の自動バックアップ機能に救われた話

Google Serch Consoleから「モバイル ユーザビリティ エラー」の報告メールが来ていました。
放置すると良くないので対処しようといろいろCSSをいじっていたら、ちょっとめんどくさい感じの散らかり様になってしまったので、先日取った(と思っていた)バックアップから復帰させようと実行したら、その間にデザインの細部調整や2記事ほどブログを書いていたことをすっかり忘れていて、データが飛んでしまいました。

やってもうた…。

こまめにバックアップを取っている方なのですが、自分のサイトに関してはお客様のサイトほど厳密にバックアップを取っていなかったので、うっかりやらかしてしまいました。なんとかしてデータを復活させたくて調べていたら、簡単に方法が見つかってしまいました。そう、私はエックスサーバーを使っていたじゃないですか!エックスサーバーは過去14日間分の自動バックアップデータを取ってくれる優秀なレンタルサーバーなのです。うっかり者の私にピッタリ!(泣)

バックアップからの復元にかかる時間は約10分!と公式サイトに書いてありましたが、私の場合、約4時間かかりました。1GBにも満たないデータなのですが、環境要因なのかよくわかりませんが30分と言ってる人や半日かかったと言ってる人もいて皆さんそれぞれみたいです。

でも、待ちさえすれば、確実にデータ復帰できるのですから、こんなにありがたいことはない!
以下に手順をメモしておきますので、エックスサーバーをご利用中の方で、データが消えて泣きかけている方のご参考になりましたら幸いです。

データ復活の手順

  • WordPressを構成するデータについて
  • まず、WordPressでバックアップを取る必要があるデータについて理解しておきましょう。
    WordPressのデータは大きく以下の2つに分けられます。

    1. ファイルデータ
    – WordPressサイトのテーマ、プラグイン、メディアファイル(画像)など。

    2. データベース
    – WordPress本体、テーマ、プラグインなどの設定内容、固定ページや投稿のコンテンツ、コメント、ユーザーアカウントなどの情報を格納する場所。

    WordPressサイト復元には、「ファイルデータ」「データベース」の2つのバックアップが必要です。それぞれ別々の場所に保存されているので、以下にバックアップの手順を説明していきますね。

  • バックアップからファイルデータを復元する
  • サーバーパネルの「バックアップ」から「自動バックアップデータから復元」を選択し、「対象バックアップ日」を指定します。「取得方法」は複数の対象ドメイン・ディレクトリがある場合は、「対象を指定して取得」を選択します。

    復元対象のドメイン・ディレクトリを指定します。

    「上記の注意事項を理解した上で処理を行います。」にチェックマークを入れて「取得を開始(確認)」ボタンをクリックします。

    公式サイトでは復元に要する時間は約10分となっていますが、実際には環境によりそれぞれのようです。気長に待ちましょう。ちなみに私は約4時間かかりました。
    「自動バックアップデータ取得・復元履歴」のタブから進行状況を確認できます。途中でエラーが出ない限り、「準備中」→「実行中」→「正常終了」と表示が切り替わっていきますので、「正常終了」したら、次のMySQLデータベースの復元に進みます。

  • MySQLデータベースを復元する
  • サーバーパネルにログインし、「MySQL復元」をクリックしてください。復元したいMySQLデータベースを選択し、日付を指定し、確認画面で復元情報と注意事項を確認し、最後に「復元する」をクリックします。こちらは時間がかからず、10分以内に復元できました。
    こちらもまた「自動バックアップ復元履歴」のタブから進行状況を確認できます。

  • MySQLデータベース名がわからない時は…
  • 複数のサイトを運営されている方の場合、MySQLデータベースが複数表示されます。復元させたいサイトのMySQLデータベース名がわからなくなった場合は、サーバーパネルからWordPress簡単インストールを選択します。

    WordPress簡単インストールの「インストール済みWordPress一覧」のタブから「MySQLデータベース名」を参照することができます。MySQLデータベース名を間違えないようにご確認くださいね。

    以上の簡単な作業(ほとんど待ち時間)で、うっかり消してしまったデータやブログ記事を復活させることができます。
    バックアップからの復元方法を知っておけば、トラブルが起きたときも安心して解決できますね。

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    エックスサーバーでは、1日1回バックアップ処理が自動で実行され、最大14日分のバックアップデータが保存されます。これらはエックスサーバーのすべてのプランに標準搭載されています。ご自身でこまめにバックアップを取ることは勿論大切ですが、万が一の時に備えて自動バックアップサービスを提供しているレンタルサーバーを選んでおくと、安心してサイト運営ができますね。もし、この記事が参考になりましたら以下のバナーリンクよりエックスサーバーへお申し込みいただけましたら嬉しいです。(PR)

【お名前.comドメイン】を利用しながら【エックスサーバー】へお引越

クライアント様が以前からご契約されているお名前.comのサーバー(SD-11プラン)が古くスピードが出ない仕様だったので、他社サーバーへの移転をお勧めしました。結果、サーバーを変えただけで驚くほどスピードが出るようになりクライアント様にもご満足いただけました。全ての策を尽くしてもまだサイトスピードが出ないとお困りの方は、高速サーバーへ移転することをお勧めします。

今回はお名前.comで取得したドメインはそのまま引き続き利用し、サーバーのみお名前.comからエックスサーバーへ移転しました。

【旧】ドメイン:お名前.com 【旧】サーバー:お名前.com 
【新】ドメイン:お名前.com 【新】サーバー:エックスサーバー

エックスサーバー公式さんのガイドが分かりやすかったものの、一連の流れで手順が示されている方がわかりやすいかとまとめてみました。何かと手続き&作業が面倒で億劫になりがちなサーバー変更ですが、この記事が参考になれば幸いです。

サーバー引っ越しの手順

  • 移転する前に必ずやっておくこと
  • WordPressのプラグイン「All-in-one WP migration」でサイトのバックアップを取ります。(*必ず事前にバックアップを取ってください

    「All-in-one WP migration」の「エクスポート」内の「ファイル」を選択してデータをエクスポート。そして、ダウンロードボタンを押してファイルをダウンロードします。

    「All-in-one WP migration」の詳しい使い方については以下のリンクをお読みください。

  • 移転先(エックスサーバー)にドメインを登録する
  • まず、移転先(エックスサーバー)のサーバーパネルにログインします。


    「ドメイン設定」をクリックします。


    「ドメイン設定追加」をクリックします。


    お名前.comで使用しているドメインを追加して「確認画面へ進む」をクリックします。


    「追加する」をクリックします。


    追加完了しました。


  • ダウンタイムなしに無料SSLを設定する
  • エックスサーバーでは、無料独自SSL設定の追加時に、外部サーバーを使用したSSL証明書の発行が可能です。

    これにより、他社サーバーでSSL(URLが「https://~」)設定されたサイトを移転する際にも、ダウンタイム(サーバーの切り替えに伴いSSLが無効になる時間)なしでSSL化したまま移転できます!

    ネームサーバーの変更に関するご注意

    無料独自SSLの設定およびサーバーデータの移行作業が完了するまでは、移行するドメイン名のネームサーバーを変更しないようにご注意ください。 SSL設定やサーバーデータの移行作業が完了する前にネームサーバーを変更すると、一時的にサイトが見られなくなる可能性があります!

  • 他社サーバーでのWeb認証を設定する
  • 移転先サイト(Xserver)のサーバーパネルにログインし、SSL設定をクリックします。

    設定するドメインまたはサブドメインを選択し、「変更」をクリックします。

    他社サーバーでのWeb認証」を選択します。

    表示されたトークンファイル項目の「ダウンロード」ボタンをクリックして「wwwあり」「wwwなし」の2つのトークンファイルをダウンロードします。

  • 【要注意】移行元サーバーにトークンファイルを設置する
  • 移行元ネームサーバー(お名前.com)に上記でダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。「xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/」というURLで参照できるように設置してください。

    【要注意】以下の作業は、移行元(お名前.com)の「お名前.com Navi」で行います

    「お名前.com Navi」から「設置URL」に記述されているURLで参照できるように、ダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。

    「.well known」というフォルダを作成し、その中に「acme-challenge」というフォルダを作成します。そして、その中に先ほどダウンロードした2つのトークンファイルを設置するということです。「xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/」というURLになります。この設置場所さえ間違えなければ作業はスムーズに進むはず。

  • SSL設定を「ONにする」
  • 移転先サイト(エックスサーバー)のコントロールパネルでSSL設定を「ONにする」をクリックします。

  • SSL設定完了
  • 完了画面にSSL設定を追加したドメインが表示されていれば設定完了です。
    最大1時間程度で反映されます。

  • WordPress簡単移行
  • 移行元に設置されているWordPressのファイルとデータベースを、簡単な情報入力だけで自動的にコピーすることができる超便利なシステムです。
    移転先サイト(エックスサーバー)のサーバーパネルからWordPress簡単移行を選択します。


    WordPress簡単移行を行うドメインを選択します。

    「WordPress移行情報入力」をクリックして情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

    入力内容を確認し、内容に問題がなければ「移行を開始する」をクリックしてください。
    移行処理が開始されます。


    移行処理の実行中は、以下の画面になります。「移行実行ログ」のタブをクリックして「実行待ち」と表示が出ていればうまくいっているということです。少し時間がかかりますが(私の場合は5分)気長に待ちましょう。キャンセルはできません
    また、画面を閉じても移行処理は継続します。


    移行処理が完了すると、「確認」ボタンが表示されますので、「確認」をクリックします。
    確認ボタンをクリックすることで「移行済みWordPress一覧」に表示されます。表示内容を控えておきましょう。 以上で移行作業は完了です。


    WordPress簡単移行を行うと、移転元WordPress内に移転用プラグイン「Xserver Migrator」がインストールされ自動で有効化されます。移行作業が終われば無効化→削除しておきましょう。

  • 最後にネームサーバーを変更する
  • 以下の作業は、移行元(お名前.com)の「お名前.com Navi」で行います。

    ネームサーバーを変更するドメインにチェックマークを入れます
    「ネームサーバーの選択」のタブメニューで「他のネームサーバーを利用」を選択します。


    「ネームサーバー情報を入力」の5つの入力欄に移転先サイト(エックスサーバー)で設定されているネームサーバーを入力します。

    ネームサーバー1   ns1.xserver.jp
    ネームサーバー2   ns2.xserver.jp
    ネームサーバー3   ns3.xserver.jp
    ネームサーバー4   ns4.xserver.jp
    ネームサーバー5   ns5.xserver.jp


    確認画面で正しく入力できたことを確認したらネームサーバー変更を実行して完了です!

エックスサーバー』は、安心と快適さを兼備した国内シェアNo.1、サーバー速度No.1の高性能レンタルサーバーです。
運用サイト数は240万件を突破! 国内最速のサーバー環境をお手頃な料金で提供しており、 コストパフォーマンスに優れたサーバーとして人気です。

エックスサーバーに引っ越してから、実際、サイトスピードが速くなりました!サーバーパネルも使いやすいし、「WordPress簡単移行」はとても便利だし、アクセス制限もベーシック認証をかけなくてもスイッチON/OFFの手軽さでフォルダごとに設定できます。サービスが充実しているので今のところ文句なしの使い心地です。人気のWordPressテーマ「swell」が割引価格で買えるのも嬉しい特典。使いやすくて私自身気とても気に入っているサーバーなのでいろんな方におすすめしています。

よく割引キャンペーンを行っているので、キャンペーン中に申し込むとお得ですよ。10日間の無料お試し期間があるので、実際に上記の手順でサイトを引っ越ししてみて現在ご契約中のサーバーよりもスピードが速くなったら本契約するといいと思います。もし、この記事が参考になりましたら以下のバナーリンクよりエックスサーバーへお申し込みいただけましたら嬉しいです。(PR)

【ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023】 のページを制作しました

京都の映画企画会社 Brand new day 様のWebサイト内「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」のページを制作しました。
映画祭のページということで、各作品案内・上映スケジュールを確認したり、チケット購入がしやすいようにボタンを固定表示したフローティングが途中出現するよう実装しています。

予告編が作られている作品には予告編をご覧いただけるようボタンを配置し、作品の魅力をより一層感じていただけるように工夫しました。

ぴあフィルムフェスティバルは、世界最大級のインディペンデント映画のコンペティション「PFFアワード」を中心とした1977年から続く歴史ある映画祭です。
森田芳光、石井聰亙、黒沢清、橋口亮輔、矢口史靖、園子温、熊切和嘉、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也監督など、これまでに180名を超えるプロの映画監督を世に送り出してきました。

Programs

ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023では、2つの特集プログラムを上映します。

コンペティション「PFFアワード 2023」の入選22作品に加え、招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」の6企画20作品を一挙上映する9日間。
京都に縁の深い大森一樹 監督特集も上映します。

PFFアワード 2023

「PFFアワード」は自主映画のためのコンペティションです。
1977年から続く「、映画監督への登竜門」と呼ばれる自主映画コンペティション。557本の応募作品の中から入選した、22作品をスクリーンで上映します!会場には監督が続々来場予定!
さらに、京都会場では観客のみなさんに投票いただく「京都観客賞」を決定します!ぜひ投票してください!

イカすぜ!70~80年代

激動の60年代を過ぎ、生活が大きく変わり始めた70-80年代。 自ら生み出す映画=自主映画=の熱風渦巻くこの時代に、PFFは生まれました。 どんな人たちが、どんな映画が、風を起こしていたのか? 2028年の第50回PFFに向かい、毎年10年区切りで自主映画のみならず当時の傑作の数々を上映し、時代を、歴史を体感する企画をスタートします。自主映画は、もう既に、映画の歴史の中に力強く脈打っています。

PFFinKYOTO2023フライヤー表紙
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ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2023
日程:2023年10月14日(土)〜22日(日)

会場:京都文化博物館3Fフィルムシアター
(京都市中京区三条高倉)
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映画祭はいよいよ10月14日(土)より京都文化博物館にて開幕です。

上映スケジュールが掲載された
フライヤーはサイトからダウンロードできます。
チケットはチケットぴあで発売中!

【Adobe Stock】の審査基準と採用される為の工夫の話

昨夏に始めた Adobe Stock のコントリビュータープログラム。
初心者ながらもマイペースに1年続けたら、少しずつ売れるようになってきました。6月には「無料コレクション」というボーナスプログラム(コンテンツの買取)にも少しですが採用していただくことができ、コントリビュータープログラムの楽しさを実感できた一年でした。

今回は、年々厳しくなるAdobe Stockの審査基準と採用される為の工夫の話をしたいと思います。オマケとして誰も興味がないであろう私の約半年間のAdobe Stock生活のメモも付記しています。

Adobe Stock(アドビストック)とは…
Adobe(アドビ)が提供するストックフォトサービスです。クリエイターが高品質な写真、イラスト、ビデオクリップ、テンプレートなどのコンテンツを提供し、ユーザーはこれらの素材をライセンス契約して使用できるというプラットフォームです。
Adobe Creative Cloudアプリケーション(Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど)と連携し、直接アプリケーションから素材を検索・ダウンロードし、作業をスムーズに進めることができる為、多くのデザイナーやクリエイターに利用されています。

コントリビュータープログラムとは…
クリエイターが作品をAdobe Stockに投稿して収益を得ることができるプログラムのこと。Adobe Stockのサイトから自分の作品を販売し、他のユーザーに提供することができます。

現在、私が登録しているストックフォトサイトは3つ(AdobeStock・PIXTA・shutterstock)あるのですが、Adobe Stockは、その中で最も審査基準が厳しく、そして最もよく売れます。他社では採用された作品もAdobe Stockでは容赦無く却下されるのが日常で、審査基準はかなり厳しいと思います。でも、審査が厳しいということは、それだけ高品質な素材しか採用しないということ。私がストックフォトを利用する際には、まず、品質に定評のあるAdobe Stockから探そうと思いますし、写真を撮影する際には、Adobe Stockの採用基準に適うものを作りたいと思います。
それではAdobe Stockが設ける審査基準とはどのようなものなのでしょうか。

最近撮ったヒマワリ。競合多数でも需要の多い被写体は売れますね。

Adobe Stockの審査基準

  • 技術的な要件
  • 提供される写真やイラスト、ビデオなどの素材は、解像度やフォーマットなどの技術的な要件を満たしている必要があります。ノイズやブレ、不適切な露出などの技術的な問題がある素材は審査に合格しません。(私はほとんどこの理由で却下されています)

  • 著作権とライセンス
  • 提供される素材は著作権を侵害していないことが求められます。また、商用利用可能なライセンスを持つことが必要です。自分が撮影した作品であることや、使用されている素材が合法的に入手されたものであることを証明する必要があります。

  • コンテンツの品質
  • 提供される素材は高品質でなければなりません。照明、構図、色合いなどが適切で、クリアで美的または商業的魅力があるコンテンツが求められます。

  • モデルとプロパティリリース
  • 人物や私有財産などが写っている場合、適切なモデルリリースやプロパティリリースが必要です。これらのリリースがない場合は、審査に合格しません。

Adobe Stockの審査は厳格ですが(年々厳しくなっていると評判)これらの基準を満たす高品質なコンテンツを提供することで、多くのクリエイターが成功しているのも事実です。しっかりと審査基準を理解し、採用される為には適切な素材を提供することが重要ですね。

シロバナヒガンバナ
そろそろ秋の写真が売れ始めています。ヒガンバナでも白いのは珍しいですよね。

Adobe Stockで採用される為に私が工夫している5つのこと

  • 作品のクオリティに注意する。
  • Adobe Stockは特にノイズに厳しいので、ちょっと怪しいなあと思う写真は必ずノイズ除去をします。あと、Instagramで日本人に人気があるような薄くふわっとした写真、被写体がフワフワしたもの、水面の揺らぎ、大きなボケ等もAIにはねられやすいので投稿しないようにしています。

  • キーワードをたくさんつける。
  • 競合が少ない被写体の場合は、そのものとわかるキーワードだけでも購入されることが多いですが、競合が多い被写体になればなるほどキーワード付けを頑張った方がいいようです。制作サイドが求めがちな「コピースペース」「背景」などのキーワードは入れた方が検索されやすくなりますよ。桜の写真を投稿した時にはかなりキーワード付けを頑張りました。その甲斐あってか、現在最も売れている作品は競合多数の桜の写真だったりします。

  • 一度に同じ被写体を提出しない。
  • 審査中の写真に同一の被写体が存在するといずれかが却下されることが多いようです。同じ被写体の写真を投稿する時には審査時期をずらして提出する方が採用率が上がると思います。

  • 競合が少ない被写体を選ぶ。
  • こんなもの撮ってもなあ…と思うものが意外と売れたりするのがストックフォトの面白いところです。ただ、Adobeさんの場合は美的基準が厳しいと思うので、まず絵的に綺麗で珍しいものという基準で対象を探して撮ったりしています。

  • 気にしない、あきらめない。
  • 全般的に審査が厳しいAdobe Stockですが、日によってとてもスムーズに審査が通る時と容赦無く十数枚一気に却下される時があります。最初にAIがチェックしているようですが、人間による審査となると、担当者によって差が出てくるように思います。だから、「この写真結構いいのになぜ却下なの?」と思った時にはファイル名を変えて再提出するとしれっと採用されたりすることがあります(個人の意見です)。だから、却下されても落ち込まず、気にしない。少しだけレタッチしてあきらめずに投稿してみたら採用されるかも?しれませんね。

他にも、季節のイベントに関連する作品は、その2、3か月前に投稿すると、検索ランキングの上位に表示される可能性が非常に高くなるそうです。特に年賀状などの干支関連のコンテンツは、みなさん半年前から投稿されているようですよ。

キキョウ
桔梗の花。構図が気に入っています。これも売れた写真です。

工夫を凝らした写真のレタッチ、面倒なキーワード付け作業を経て、晴れて審査に通過したとしても、ユーザーのニーズに合致し、気に入って頂けないと購入されないのがストックフォトです。厳しい。
売れたとしても単価が高いわけではない(ストックフォトの業界の中ではAdobeは高い方)ので、数売れないと微々たる収益。ほんとうに写真が好きじゃないとやってられない作業なのかもしれません。でも、Adobe Stockは商用利用可能なライセンスを提供しているので、自分の写真がもしかすると世界の広告やマーケティング、Webデザイン、印刷物など、商業的なプロジェクトに採用されるかもしれません。そういった「お金じゃない楽しみ」の部分に価値を見出せる人でないと継続は難しいのかな。

最もよく売れる桜の写真。河津桜は一般的な桜(染井吉野)に比べると色が濃いので写真映えします。桜の枝のフレーム感とみんな大好きな青空効果で人気が出たのかな。

以下に、参考になるのかどうかわかりませんが(多分ならない)この約半年間の私のAdobe Stock生活を箇条書きにまとめてみます。

その後のAdobe Stock (2022/11-2023/07)

2022年11月
2週目ぐらいから売り上げが落ち苦戦。登録枚数は月末に900枚になる。

2022年12月
売れ行き好調。12月はよく売れます。登録枚数1.000枚達成!

2023年1月
1月は売れません。私の写真販売は花の写真がメインですから。

2023年2月
2月も売れません。私の写真販売は花の写真がメインですから。

2023年3月
花咲く春がやってきた!売上好調。

2023年4月
花咲く春は売上好調!

2023年5月
花咲く春は売上好調!売上枚数の最高記録達成!

2023年6月
6月は不調。無料コレクション(買取)に助けられる。

2023年7月
前半不調。なぜか最後の週にまとめて売れる。登録枚数1.835枚。(今ココ)

春に撮ったモッコウバラも人気で複数枚売れています。

最近はAdobeさんの審査が激遅の為、あまりアップできていないのですが、それでもそこそこの売上はキープできています。ストック収入ってすごい。始めたての昨年と比べると好調な売れ行きです。お買い上げありがとうございます!

Adobe Stockコントリビュータープログラムを通して、あらためて写真の楽しさと難しさを実感しています。私のストックフォトは場を想定して作り込むことのない素人的お散歩写真です。売れたとしても上限は見えている感じですが、作り込むことが得意な方や、ほんとうに写真がお上手な方はストックフォトで限界突破できそうですね。今後は、量より質を重視してよりクオリティの高いコンテンツを提供できるよう頑張っていきたいと思います!写真が売れる喜びは何にも替えがたいもの。写真を撮るのが好きな方は、ぜひ一度Adobe Stockコントリビュータープログラムを試してみてくださいね。

▲私のAdobe Stockはこちら。激戦テーマの「花と植物」がメインです。寄稿者が多すぎるから「花は売れない」とよく言われますが、また需要も多いテーマなので、これからも花を撮り続けていこうと思っています!よかったら使ってくださいね〜。


【サーバー移転】編
さくらインターネットから Xserver(エックスサーバー)へお引越

2020年の6月からさくらインターネットでドメインを取得し、レンタルサーバーも使っていたのですが、この度、エックスサーバーにドメイン移管・サーバー変更しました。

今回は後編の【サーバー移転】編です。
前編・【ドメイン移管】編は、さくらインターネットのドメインからXserverドメインへドメイン移管したお話です。ドメイン移管の手順を書いています。以下のリンクよりお読みくださいね。

以下に「SSL化したサイトをダウンタイムなしに移行した方法」をメモしておきます。間違いやすいポイントには【要注意】マークを入れていますので、その項目は慎重に!
エックスサーバー公式さんのガイドが分かりやすかったものの、一連の流れで手順が示されている方がわかりやすいかとまとめてみました。何かと手続き&作業が面倒で億劫になりがちなサーバー変更ですが、この記事が参考になれば幸いです。

サイト引っ越しの手順

  • 移転元サイト(さくら)でやっておくこと
  • WordPressのプラグイン「All-in-one WP migration」でサイトのバックアップを取ります。(*必ず事前にバックアップを取ってください

    「All-in-one WP migration」の「エクスポート」内の「ファイル」を選択してデータをエクスポート。そして、ダウンロードボタンを押してファイルをダウンロードします。

    「All-in-one WP migration」の詳しい使い方については以下のリンクをお読みください。

  • ダウンタイムなしに無料SSLを設定する
  • エックスサーバーでは、無料独自SSL設定の追加時に、外部サーバーを使用したSSL証明書の発行が可能です。

    これにより、他社サーバーでSSL(URLが「https://~」)設定されたサイトを移転する際にも、ダウンタイム(サーバーの切り替えに伴いSSLが無効になる時間)なしでSSL化したまま移転できます!

    ネームサーバーの変更に関するご注意

    無料独自SSLの設定およびサーバーデータの移行作業が完了するまでは、移行するドメイン名のネームサーバーを変更しないようにご注意ください。 SSL設定やサーバーデータの移行作業が完了する前にネームサーバーを変更すると、一時的にサイトが見られなくなる可能性があります!

  • 他社サーバーでのWeb認証を設定する
  • 移転先サイト(Xserver)のサーバーパネルにログインし、SSL設定をクリックします。

    設定するドメインまたはサブドメインを選択し、「変更」をクリックします。

    他社サーバーでのWeb認証」を選択します。

    表示されたトークンファイル項目の「ダウンロード」ボタンをクリックして「wwwあり」「wwwなし」の2つのトークンファイルをダウンロードします。

  • 【要注意】移行元サーバーにトークンファイルを設置する
  • 移行元ネームサーバー(さくら)に上記でダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。「設置URL」に記述されているURLで参照できるように設置してください。

    【要注意】以下の作業は、移行元(さくら)のコントロールパネルで行います

    「ファイルマネージャー」から「設置URL」に記述されているURLで参照できるように、ダウンロードした2つのトークンファイルを設置します。

    「.well known」というフォルダを作成し、その中に「acme-challenge」というフォルダを作成します。そして、その中に先ほどダウンロードした2つのトークンファイルを設置するということです。「xxx.com/.well-known/acme-challenge/トークンファイル/」というURLになります。この設置場所さえ間違えなければ作業はスムーズに進むはず。

  • SSL設定を「ONにする」をクリック
  • SSL設定を「ONにする」をクリックします。

  • SSL設定完了
  • 完了画面にSSL設定を追加したドメインが表示されていれば設定完了です。
    最大1時間程度で反映されます。

  • WordPress簡単移行
  • 移行元に設置されているWordPressのファイルとデータベースを、簡単な情報入力だけで自動的にコピーすることができる超便利なシステムです。
    移転先サイト(Xserver)のサーバーパネルからWordPress簡単移行を選択します。


    WordPress簡単移行を行うドメインを選択します。

    「WordPress移行情報入力」をクリックして情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

    入力内容を確認し、内容に問題がなければ「移行を開始する」をクリックしてください。
    移行処理が開始されます。


    移行処理の実行中は、以下の画面になります。「移行実行ログ」のタブをクリックして「実行待ち」と表示が出ていればうまくいっているということです。少し時間がかかりますが(私の場合は5分)気長に待ちましょう。キャンセルはできません
    また、画面を閉じても移行処理は継続します。


    移行処理が完了すると、「確認」ボタンが表示されますので、「確認」をクリックします。
    確認ボタンをクリックすることで「移行済みWordPress一覧」に表示されます。表示内容を控えておきましょう。 以上で移行作業は完了です。


    WordPress簡単移行を行うと、移転元WordPress内に移転用プラグイン「Xserver Migrator」がインストールされ自動で有効化されます。移行作業が終われば無効化→削除しておきましょう。

  • 最後にネームサーバーを変更
  • 下記の移転先サイト(Xserver)のネームサーバーへ変更してください。
    ネームサーバーの変更はXserverアカウント内の「ドメインパネル」より変更可能です。

    ネームサーバー1   ns1.xserver.jp
    ネームサーバー2   ns2.xserver.jp
    ネームサーバー3   ns3.xserver.jp
    ネームサーバー4   ns4.xserver.jp
    ネームサーバー5   ns5.xserver.jp

    サーバーパネルを一度ログアウトし、Xserverアカウントへログインします。トップページ下部の「ドメイン」より、ネームサーバーを設定したいドメイン名の三点リーダーから「ネームサーバー設定」をクリックしてください。


    ネームサーバー設定の「設定変更」をクリックして、設定希望のネームサーバーを選択し、「確認画面へ進む」をクリックしてください。

  • 移転元(さくら)のSSLを解除しておく
  • WordPressデータを移行先(エックスサーバー)へ移行できたら、しばらく時間を置いてから移転元(さくら)のSSLを削除します。削除を忘れていてもメールで通知が来るので、メールが来たらやるぐらいでいいです。移転元(さくら)サーバーの「コントロールパネル」→「ドメイン/SSL」→該当ドメインの「設定」から「SSLを利用しない」を選択してSSLを削除しておきましょう。

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運用サイト数は240万件を突破! 国内最速のサーバー環境をお手頃な料金で提供しており、 コストパフォーマンスに優れたサーバーとして人気です。

エックスサーバーに引っ越してから、実際、サイトスピードが速くなりました!サーバーパネルも使いやすいし、「WordPress簡単移行」はめちゃ便利だし、アクセス制限もベーシック認証をかけなくてもスイッチON/OFFの手軽さでフォルダごとに設定できます。サービスが充実しているので今のところ文句なしの使い心地です。人気のWordPressテーマ「swell」が割引価格で買えるのも嬉しい特典。

サーバーとドメインをセットで申し込むとかなりお得になるのでおすすめです!

私は30%OFFキャンペーンの時に移行しましたが、以前のドメイン・サーバー管理会社よりも年額で約5.000円ぐらい安くなりましたよ〜。固定費の減額大事!ドメイン管理にかかる費用が少なく済むので、私のように複数ドメインを管理されている方におすすめです。

さらなる速度をお求めの方には、次世代の接続インターフェース「NVMe(エヌブイエムイー)」やWordPressサイトをキャッシュなしで10倍以上高速化する専用機能など、ハードウェア・ソフトウェアの両面から高速化機能を惜しみなく投入したWordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』もありますよ。

【ドメイン移管】編・さくらインターネットから Xserver(エックスサーバー)へお引越

2020年の6月からさくらインターネットでドメインを取得し、レンタルサーバーも使っていたのですが、この度、エックスサーバーにドメイン移管・サーバー変更しました。
長くなるので【ドメイン】編と【サーバー】編に記事を分けて書きますね。今回は前編の【ドメイン移管】編です。

引越のきっかけ

さくらインターネットは1996年からある老舗のレンタルサーバーです。私がMacを使い始めたのもちょうど同じ1996年。老舗の安心感と何よりサーバーの月額料金がお安かったので契約しました。

同時に3つのドメインも取得したのですが、契約期間中に2度目の「.com」ドメイン値上がりのお知らせを受けて、遂にドメイン移管・サーバー変更をすることに決めました!

さくらインターネットは使いやすくサーバー代も安くて良かったのですが、複数ドメインを管理するとなるとどうしてもドメイン代が嵩みます。ちょうどサイトスピードが今ひとつ出ない点も気になっていたので、移行先には速さとサービスに定評があるXserverを選びました。

以下に私がXserverドメイン へドメイン移管を行った方法をメモしておきます。何かと手続き&作業が面倒で億劫になりがちなドメイン移管ですが、この記事が参考になれば幸いです。

ドメイン移管(転出)の手順

  • 現在のドメイン事業者(さくら)に「ドメインの移管転出依頼」を申請する
  • 会員メニューにログインし、契約中のドメイン一覧の手続き欄から『転出』をクリックし、「個人情報の取扱い」に同意。最終確認画面が表示たら「お問い合わせの送信」をクリックし、オースコード(ドメインの承認コード)がメールで送られてくるのを待ちます。

    「オースコードのお知らせ」メールを受信するまでに3営業日ほど時間がかかるので(私の場合は翌日でした)、その間に移管先事業者(Xserver)で新規アカウントの登録をしておきます。以下のバナーから登録できます。8/24までドメイン移管キャンペーン中で移管料金が1円だったのでとてもお得でした!

  • 移管先事業者(Xserver)へ移管手続きを依頼する
  • 現在のドメイン事業者(さくら)から「オースコードのお知らせ」メールを受信したら、移管先事業者(Xserver)の管理画面から「サービス管理」→「ドメイン」をクリック。「ドメイン移管」を選択し、下の画面に移管したいドメインを入力します。

    移管するドメインにチェックを入れて、「オースコードのお知らせ」メールに記載されたオースコードを入力し、移管手続きに進むをクリックしてください。その後以下の画面になるので移管手続きが完了するまでしばらく待ちます。

  • 移管先事業者(Xserver)からドメイン管理者(私)へ移管承認メールを送信
  • 移管申請した後(私の場合は翌日でした)「トランスファー申請に関するご案内」というメールが来ます。

    メール記載のURLにアクセスすると以下の画面になります。左の「承認する」をクリックして承認の手続きをします。

    承認の手続きが完了したら以下の画面になります。

    その後、5営業日以内にドメイン管理は移管先事業者(Xserver)へ移行し、移管手続きが完了します。お知らせメールが来るまでしばらく待ちましょう!私の場合は「トランスファー申請に関するご案内」メールの承認をした3日後でした。

  • 移管承認後、1週間前後でドメイン管理は移管先事業者(Xserver)へ移行完了!
  • 移管先事業者(Xserver)への移行が完了したら、現在のドメイン事業者(さくら)でのドメイン廃止申請も忘れずに。クレジットカード決済で自動更新にしている場合、この廃止申請をしておかないと更新時期が来たらクレジット決済が自動で行われてしまいますよ。ご注意を!

  • Xserverドメインでドメイン【無料】にする方法
  • もし、サーバーとドメインを一緒に引越することを検討されているなら、キャンペーン期間中に新規でエックスサーバーを申し込むと、1つのドメイン移管費用を永久無料にできます!私は今回サーバーとドメインを一緒に申し込んだので、「maaagram.com」のドメイン費用が永久無料になりました。さらに8/24までドメイン移管キャンペーン中で移管料金が1円だったので、ドメイン移管料金のお支払い合計は、たったの3円だけでした。(3つのドメインを移管しました)

エックスドメインはサーバーとセットで使うのがおすすめ!

  • 8/24までキャンペーン中!
    ドメイン移管料金が1円
  • サーバーとセットで契約すれば独自ドメイン1つが永久無料
  • サーバーの初期費用無料!
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  • サーバーは表示速度が速く大量アクセスに強い。
  • サポートやサービスが充実・国内シェアNo.1

充実のサービスで何かとお得なXserver。

Xserverドメインとサーバーをセットで申し込むとかなりお得になるのでおすすめです。私は以前のドメイン・サーバー管理会社よりも年額で4.000円ぐらい安くなりましたよー。

次回は後編の【サーバー】編です。

後編・【サーバー移転】編は、さくらインターネットのサーバーからSSL化したWordPressサイトをダウンタイムなしでXserver(エックスサーバー)へ移行したお話です。エックスサーバーのWordPress簡単移行システムが本当に便利で大活躍してくれました。以下のリンクよりお読みくださいね。

WordPressプラグイン「All-in-One WP Migration」

WordPressプラグイン「All-in-One WP Migration」がとても便利なのでご紹介します。 WordPressを丸ごとエクスポート→インポートというシンプルな作業で、サイトのバックアップにもサイトの引越にも使える便利なプラグインです。

ですが、最新版はファイルのインポート上限サイズが小さ過ぎて(たったの2MB)使い物になりません。インポート上限サイズを大きくする為には無制限版を購入しないといけないとプラグイン開発者は言っています。さあ、どうするか?と考えて、以前は旧バージョン6.68のプラグインファイルを編集して上限サイズを大きくする方法を使っていたのですが、新バージョンで何とかする方法はないかと考えて実験してみました。私はこの方法でうまくいったので、今回試してみたファイルの上限を変更する方法をご紹介します。

「All-in-One WP Migration」の使い方

  • まずはインストール
  • WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択して「All-in-One WP Migration」を検索します。2023年7月現在のバージョンは7.76です 。以下の画像のプラグインを見つけたら「今すぐインストール」をクリック。

    インストールできたら「有効化」します。

  • そしてPHPのバージョンを変更
  • PHP8以降のバージョンを使わないと次の項目の作業内容が反映されないので、PHPのバージョンを8以降に設定します。

    サーバーコントロールパネル(私の場合はさくらインターネット)の「スクリプト設定」から「言語のバージョン設定」を選択します。「PHP8.1(推奨)」を選択して「保存」をクリックします。

  • そしてphp.iniの設定を編集
  • 次に、サーバーコントロールパネル(私の場合はさくらインターネット)の「スクリプト設定」から「php.ini設定」を選択します。「php.ini設定」の空欄に以下を入力して「保存」をクリックします。

    post_max_size=1G
    upload_max_filesize=1G

    「post_max_size=1G」
    POSTデータの最大サイズ (合計サイズ)を1GBにします、という意味。デフォルトは8MB。
    「upload_max_filesize=1G」
    1ファイルあたりの最大アップロードサイズをを1GBにします、という意味。デフォルトは2MB。

    数字は使うファイルサイズに合わせて自由に変更してください。

  • そしてエクスポート
  • ダッシュボードの「All-in-One WP Migration」から「エクスポート」を選択します。「エクスポート先」は「ファイル」を選択します。

    エクスポートファイルがまとまるまでしばらく待ちます。ファイルができたらダウンロードします(ダウンロードもまたしばらく待ちます)。

    「.wpress」という初めて見る拡張子のファイルがダウンロードされます。ダウンロードが完了したら[閉じる]をクリックします。

  • そしてインポート
  • 面倒ですが、引越先のWordPressにも項目1〜3の作業をもう一度やります。「All-in-One WP Migration」をインストールし、有効化したら、PHPのバージョンアップ、php.iniの設定変更を行なってください。

    それらが終われば、ダッシュボードの「All-in-One WP Migration」から「インポート」を選択し、「インポート先」から先程ダウンロードした「.wpress」拡張子のファイルを選択し、アップロードします。php.iniの設定編集でファイルサイズの上限変更をしたのできちんと「1GB」になっていますね。インポートが完了するまで画面を閉じずにしばらく待ちます。

  • 引越完了!
  • この画面が出たら、「完了」をクリックして引越完了です。最後にパーマリンクを2回更新してくださいというメッセージが出るので、ダッシュボードの「設定」から「パーマリンク」を選択し、パーマリンクを2回更新して全て終了です。お疲れ様でした!

    WordPressのデータが全てまるっと上書きされた状態なので、引越先へログインする時は引越前のログインに必要なログインIDとパスワードを入力してくださいね。

引越はうまくいきましたか?

「All-in-One WP Migration」は、何かと作業が面倒で億劫になりがちなバックアップ・引越作業を簡単に行える優秀なプラグインなので、是非インストールして使ってみてくださいね。

ただし、この方法がいつまで使えるかはわかりません。なぜなら「All-in-One WP Migration」の開発者さんは、このプラグインをどうしても有料にしたいようなので、バージョンアップごとにあの手この手で抜け道をブロックしてくるかもしれません。

ファイルの上限アップは、とりあえず現時点で私が試してみてうまくいった方法なので、備忘録として記事を書いてみました。実行する方は自己責任で、当方は責任を負いません。その点ご了承くださいね。

【 akk arkitects 】 様のサイトを更新しました

サイト制作で3年前よりお世話になっております京都の一級建築士事務所 akk architects 様のサイトを更新しました。

このサイトは、HTML・CSSを学習後、初めて制作させていただいたサイトです。当時はHTMLで作っていたのですが、その後改良を重ね、現在はWordPress化しています。

今回の更新は、トップページ画像の追加・差し替え、動画のアップ、新規ページ追加の他、breadcrumbの設置、ページネーションの追加、projectsページへの前後リンクの追加、などなど。ユーザーの使い勝手を考えたバージョンアップをおこなっています。

トップページのスライドショーの画像を変え、カード配列したprojectsのカードを追加変更するだけでサイトイメージが変わりますね。

projects内「葵の家」はakk architects様の新事務所です。「葵の家」のページ(上の画像のページ)に動画を新たに追加していますのでぜひご覧ください。

とても素敵な建築です。私もいつかこんな素敵な家に住みたいなあ…。

いつもお世話になります。
今後も引き続きよろしくお願いいたします。

akk architects

https://www.akkarchitects.com/

京都・北山にて、環境とテクノロジーの融合をテーマに家具、リノベーション、住宅設計、商業施設デザイン設計等、建築プロジェクトを行なっています。

日々の家事をもっと楽しく!家事のお供にPodcast【おすすめ5選】

突然ですが、皆さん、家事は好きですか?私は長年家事をしている割に、どちらかというと、家事をするのが億劫な方です。できることならやりたくない。でも、夫と子供二人、毎日まいにち途切れる事なく家族の数だけ家事がある!

どうせやるなら楽しくやりたいので、家事の時間を少しでも有意義な時間に変える為に、最初はYoutubeを聞きながら家事をしていたのですが、広告の度に手を止めて「広告をスキップ」を押すのが実に面倒で、断念。Youtube広告カットのプランは月額結構するし、何か好きなテーマで1時間ぐらい聞き流せるものがないかな〜と探していたところ、Podcastがちょうどいいことに気づきました。

Podcast(ポッドキャスト)とは、オンライン上で配信される音声コンテンツのこと。昔よく「インターネットラジオ」と言っていたあれのことです。

一般的には定期的に更新されるエピソード形式の番組として提供されます。ユーザーは、Podcastアプリやウェブサイトを通じて、自分の興味や好みに合ったPodcastを選んで無料で聴くことができます。

Podcastの良いところ

  • 便利な情報共有
  • Podcastは、インターネット接続があれば、通勤中や家事をしながらでも、自分の興味に合わせた情報を受け取ることができる。
  • トピックの多様性
  • Podcastは、ニュース、エンターテイメント、教育、ビジネス、健康など、幅広い分野に特化したさまざまなコンテンツがある。
  • 自己啓発と学習
  • Podcastは、専門家のインサイト、経験談、アドバイスを聞くことで、新たな知識やスキルを獲得することができる。語学学習にも◎
  • エンターテイメント
  • Podcastは、著名なポッドキャスターやストーリーテラーの作品、インタビューやゲストとの対話などを楽しむことができる。

Podcastは主にアプリで聴くのですが、iPhoneをお使いの方ならすでにiPhone内に「Podcast」という紫色のアイコンのアプリが入っていますし、SpotifyやAmazon Music、 Google Podcastなどのアプリでも聴くことができます。もちろん無料です。

私は家事をしている時は常にPodcastで何かを聴いていることが多いです。朝起きて仕事に取り掛かる前の家事時間にPodcastでニュースを一通り聴くのが日課になっています。仕事や料理の時はSpotifyで音楽を聴いていることが多いかも。家で一人で仕事をしているので、家事の時間だけでなく、仕事の時も(単純作業系の仕事をしている時限定)Podcastで好きな著名人のコンテンツを聴いたりします。なかなか良い気分転換になるのでおすすめですよ。

個人的に、これからの時代は音声コンテンツが熱い!と思っています。Podcastは、ながら時間に最適なので「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の今の時代に合っていますよね。Youtubeもいいのですが、落ち着いて椅子に座って画面を見て、、、ってやっている時間って一日にそうないですよね?日々慌ただしいし、ながらで聴ける手軽で良質な音声配信コンテンツが今後ますます増えていくといいなあ、、、。

私がよく聴いているPodcast5選

  • オーバーザサン
  • 略して「オバサン」。同世代(ちょっと上だけど)のジェーン・スーさんと堀井美香さんの楽しい語らいに共感したり時に吹き出しそうになったり、毎週金曜日の午後5時が楽しみすぎるPodcast。バックナンバーも全て拝聴し、昨年はスンス(ヒヤシンスの事、詳しくはPodcastにて)を育て、オバサンネームでリスナー投稿こそはしていませんが、立派な互助会の一員のつもりです。
  • 生活が踊る歌
  • 毎週月曜午後5時Amazon Music独占先行配信。音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんが、TBSラジオ「生活は踊る」パーソナリティのジェーン・スーさんと共に「今、聴きたい『生活が踊る歌』」を紹介するPodcast。単なるプレイリスト紹介にとどまらず、その曲に隠された秘話、曲が生まれた社会的背景などもたっぷり紹介しています。内容は、コアな音楽好きの方がより楽しめる内容ですが、とにかくお二人のコメントが最高なのでぜひ!各エピソードで紹介した楽曲のプレイリストを聴けばたちまち生活が踊りだすかも。
  • 聞く、ほぼ日。
  • 「ほぼ日刊イトイ新聞」の20年以上にわたって作られてきたコンテンツを少しずつオーディオ化していくという素晴らしいプロジェクト!ほぼ日オリジナルの良質な「聞くコンテンツ」。今後増えていくのが楽しみです。ほぼ日ファンの方もそうではない方も、1つのエピソードが短めで聴きやすいのでぜひ!
  • チャポンと行こう!
  • 「北欧暮らしの道具店」のインターネットラジオ。隔週日曜配信。店長佐藤さんとスタッフよしべさんとの語らいが、友達と電話で話しているような、ゆる楽しい感じでリラックスして聴ける番組です。
  • 長田杏奈のなんかなんかコスメ
  • モットーは「美容は自尊心の筋トレ」(ステキな言葉!)という杏奈さんの、とても可愛い話し方ながらも筋の通った美容関連のお話が大好きで毎回楽しみに聴いていたのですが、最近は更新がないのがとても残念。「なんかなんか」(杏奈さんの口癖)のトーク、楽しみにしています。

「ながら」時間をうまく活用しストレスと無駄を省いて、自分が少しでも笑顔でいられる時間を確保していきたいものですね。日々「時短」のことを考えている忙しい社会人のみなさん、目は常に忙しいけど、耳なら空いてるよという方、そしてラジオが好きな方はきっとPodcastの世界にハマるのではないかと思います。今のような梅雨の時期のお家時間にもおすすめです。

あなたのお気に入りのPodcastが見つかるといいですね。そして、良いPodcastをご存知の方、是非おすすめを教えてください!