【Adobe Stock】 を始めて2ヶ月で写真が売れた話
最近、web仕事の合間に運動不足解消を兼ねてカメラ散歩をしています。
花を撮るのが好きなので自然の多いところへ出かけるのですが、これがなかなか良いのです!まず、よく歩くので運動不足解消になるし、緑を眺めていると、PC画面で疲れた目が徐々に回復していくのがわかります。カメラのフォーカスを合わせる時の集中力は、コーディングの時の集中力とはまた違った気持ちよさがあり良い気分転換になります。
今までにだいぶん写真が撮り溜まってしまったので、そろそろ写真のポートフォリオを作ろうかなと考えていました。そんな矢先に見つけたAdobe Stock。このストックフォトサイトは、ポートフォリオとしても使えるし、申請時には作品の審査もしていただけて、採用されればストック型ビジネスにもなるということで、面白そうなので始めてみました。
Adobe Stockとは、あらゆるクリエイティブプロジェクトに利用できる高品質なロイヤリティフリーの写真、ビデオ、イラスト、ベクター、3D、テンプレート数千万点を厳選して、デザイナーや企業、教育機関、官公庁向けに提供するストックフォトサービスです。
Adobe Stockに写真をアップロードしてタグ付け(日本語でOK)後、承認申請すると、3〜4日ぐらいでアドビから採用・不採用のメール連絡が来ます。審査は厳しめだと思います。私は申請しても6〜7割しか通過しません。審査落ちの理由はザックリとですが、教えてもらえるので勉強になります。採用されるとAdobeの透かしが入った写真がマイライブラリページにストックされます。個人的には、このAdobeの透かしが嬉しいのです。自分が撮った写真にあのAdobeの透かしが入っているよ!と、売れなくてもまずこの段階で既に嬉しい…。笑。
Adobe Stockのメリット
- 簡単に無料で写真の販売登録ができる
- 販売審査に通った写真のライブラリがポートフォリオになる
- 販売審査で写真の実力を試せる
- ストック型収入(継続的に収入を得る仕組み)になる
デメリットはほぼないんじゃないかと思いますが、強いて言えば「審査でNGになった際の理由がザックリ過ぎて不明瞭なこと」です。明らかにNGという理由がはっきりしている場合は納得がいくのですが、私は大半の写真が「品質の問題」というボンヤリした理由のNGで落とされているので、毎度モヤっとしています。そして、「結局、下手って言いたいんやんな!」と少しスネたりもします。運営側になって考えれば、大量の投稿写真にいちいちNG理由を伝えるなんて大変過ぎる作業だから、その辺曖昧でもまあ仕方ないことなんですけどね。
最初は不採用になるたびに凹んでいました。PhotoshopやIllustratorを提供している世界のAdobeのストックフォトサービスだから仕方がないとは思いつつ、やっぱり「却下」の文字を見ると毎度凹みます。
でもまさか登録後2ヶ月で自分の写真が売れるとは!!
写真が好きなだけの素人でも審査に通れば世界のAdobeで写真を販売できるんですね。何事もやってみないとわかりませんね。数打てば当たる感じなのか、世界規模で探せばニッチな需要があるものです。世界は広い。以下にこの半年の動向を箇条書きにまとめてみます。
Adobe Stock (2022/5-2022/10)
今年のGWにスタート
(連休明けぐらいまではコンスタントに写真をアップしていた)
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何の反応もなく仕事も忙しくでその後しばらく放置…
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約2ヶ月後、なぜか1枚売れる!
(アイキャッチにしているツツジの写真。複数枚売れてます。)
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すっかり嬉しくなってその後もポツポツと写真をアップ
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9月半ばに登録枚数300枚達成
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10月末に登録枚数600枚達成!(今ココ)
今月は月末に登録枚数が600枚を越したからか、2桁枚数売れました。先月と比べるとなかなか好調な売れ行き。まさかそんなに売れるとは思っていなかったのでビックリです。一体どこのどなたがお買い上げくださったのか。とにかくありがとうございます!
ストックフォトは1.000枚登録後から売れ始めるとよく聞きます。何より写真の質が大切だけど、数多い写真の中から見つけてもらう為には量をアップすることもまた大切なのかな。
しかし、ストックフォトで収益を得ることを一番の目的にしてしまうと、作業量の多さに収入が見合わないとやめたくなってしまうと思います。収益を得ることは二次的なもの、副産物的に捉えた方が末長く楽しくストックフォトを続けられるんじゃないかな。写真の練習になる上にお小遣い稼ぎにもなるなんてラッキー!と気楽に構えて取り組むと、かなり楽しいストックフォトなのです。自分の写真が世界の誰かの役に立ったと思うと嬉しいものですよね。
写真を撮るのが好きな方、写真を誰かに評価してほしいと思っている方、ロイヤリティフリーの画像をお探しの方にAdobeStockおすすめです!